マクロレンズカメラは、近距離での撮影に特化した監視カメラです。
通常の監視カメラが広範囲を撮影するのに対し、マクロレンズカメラは10cm~50cmの
距離で撮影が可能で、細かいディテールや小さな対象物を鮮明に記録します。
主に、メーターの読み取りや製造工程のモニタリングに使われ、
近距離での高精細な監視が求められる場面で活躍します。
一般的な監視カメラでは、被写体とカメラの距離が近すぎる場合、適切に撮影することができません。
一方で、マクロレンズカメラの場合、カメラと被写体の距離が近い場合も、
正しくフォーカスを合わせて撮影することができます。
マクロレンズカメラは、コンパクトな設計が特徴で、スペースの限られた場所にも設置が可能です。
設置方法は主に2通りあります。
1つ目は、カメラを直立させて設置する方法です。
2つ目は、ブラケットを使用してアナログメーターなどから吊り下げて設置する方法です。
用途や設置場所に応じて柔軟に対応できるのが魅力です。
マクロレンズカメラは、素早いフォーカス調整が可能で、
対象物を即座に鮮明に捉えることができます。
さらに、軽度な揺れが発生しても安定した映像を維持できるため、
高精度が求められる監視や検査に適しています。
Polarized Supplemental Light
「補助光偏光フィルター」で表面反射と光散乱を軽減し、
24 時間 365 日色鮮やかな映像を提 供します。
電気設備のメーター監視や生産設備のモニタリング、商品ディスプレイの防犯、
水道関連設備(メーター)の監視、さらには研究施設での使用など、
幅広いシーンでご活用いただけます。
【参考情報】
個別の開発が必要となる場合がありますが、
Deep in Mind NVRやHik Central Professionalのカスタマイズ版を活用することで、
アナログメーターのデジタルデータ化も可能です。
マクロレンズカメラの画像の設定方法については、以下のURLをご参照ください。